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第3回勉強会(東京)~学校へのWindows7の導入、ICTを活用した教育・校務の実践報告~レポート

by : 2009年11月8日

第三回アドミンティーチャーズ勉強会が東京で行われました。Windows7の新たな可能性を検証したり、Excelを用いた教材の実践例、プロジェクト管理による学校運営の活用などさまざまな面で面白く参考になるものでした。今回は、その感想などを報告したいと思います。
 
日時は、9月12日(土)に行われ、教員はもちろん、その他の職種の方や、遠くの県からも参加があり、それぞれに熱心な姿が見受けられました。
 
まずは、文教営業本部・本部長の小野様のご挨拶から始まりました。
 

 
(1)『新たな可能性へのスタート~Windows7』と題しまして、長沢さんからWindows7の新機能や互換性の話がありました。主に次の3点について話がありました。(1)Windows7の説明。(2)アプリケーションの互換性、(3)仮想化の可能性などについてです。XPモードでの操作やバーチャルハードディスク(VHD)などは、新たな可能性のある使い方としてとても興味がある内容でした。今後、教育の分野において新たなOSの導入によって、自由度の高い実践や操作と、管理の面で役に立つのではと思いました。
 
 
 
(2)『学校でいますぐ使うWindow7』では、さまざまなPCにWindows7をインストールし活用できるかという実践発表でした。デスクトップ型やノート型などにインストールを試みて、動作するのかという検証でしたが、意外と、古いPCでもデスクトップ型だとなんとか動きそうだと確認できました。また、ノート型は2003年以前の物だと不具合が生じる場合があるようです。XP以前のWindowsと、Vista以降のWindowsではセキュリティーの面をはじめ、さまざまなところで仕様が変わっているので、CPUなど、なるべく処理速度が速くメモリも大きいものがいいのでしょうが、現場では常に新しいPCが用意できるわけではないので、様々な検証をしていただき、興味深かったです。
 

 
(3)『InfoPathとSQL Serverを使った多部制単位制高校の教務システムの内製について』は、引き続き、兵庫県立西宮香風高等学校の松本先生から、お話をいただきました。
 
InfoPathは基本的にノンコードでフォーム開発しているそうで、引継ぎや業務分担としてメリットが有りそうに感じました。Active Directoryでユーザー、グループポリシーを管理し、InfoPathからの問い合わせをSQLサーバー側でストアドプロシージャ等が処理、という一連の処理が様々な校務処理の基本となっているようでした。
 
以上のような開発をするにあたり、大切な要素である業務分析とデータフローは論理的思考力が必要だということです。また、基幹テーブルは慎重にすることがポイントで、これによっていろいろな制約がかかり、後々変更がしにくいという話でした。この後、実際に、InfoPathを操作しながら、SQLサーバーから情報を取り出すということを実践発表されました。InfoPathでは、本当に簡単なGUI操作でフォームを作り、データを取り出せるのだということが実感できました。データを要求している人と一緒に短時間でフォームやデータ接続の開発が出来るのは、より使い勝手の良いシステムを作るための強みだと思いました。開発する側としては、学校のワークフローをよく理解し、その要求の根幹を論理的思考を基に分析できるかが大切だと思いました。
 
(4)『Excelを用いた漢字学習教材』では、同じ西宮香風高校の清澤さんからお話をいただきました。現場の教員として、切実な問題から生まれてきた物だと感じました。LHRで行うもので、5分から10分くらいで実施できるものでした。市販の漢字の学習では、書くほうと読むほうの両方が分かれていることが多いです。書くことが苦手な生徒が多いため、なんとかその部分を強化したいと思ったそうです。読み取りと書き取りを常時入れ替えたり、解答も一枚につけたりとすることでより使いやすいものになっています。実際にExcelを操作しながら、問題作成をしていただきました。関数を利用し、ランダムに表示したり読みと書きの入れ替えなどわかりやすく、少しExcelが利用できる人であれば、十分使いこなせるのではないかと思いました。
 

 
(5)『学校で生かすプロジェクト管理』は、新潟県立見附高等学校から片桐先生に説明をいただきました。生徒会活動などでMicrosoft Projectを活用して生徒会の行事を計画し管理していく方法が話されました。学校現場では、プロジェクト管理を利用することがあまり見受けられないですが、うまく利用すれば校務分掌の引き継ぎや改善などに効果を発揮するのではと感じました。今回の場合は、生徒が自らこのソフトを利用するため、大変なことは、タスクを作ることです。ここに論理的思考が必要となるため、その意識が必要だということです。しかし、しっかりと作っておけば、これをやることで、時間の短縮になるし、共有化が簡単になるだろうということでした。課題は、タスクを組む生徒に対する職員の適切な援助です。そのためには、仕事内容を分析・分解してイメージを作り上げておくことが必要です。企業で利用するのとは、また違うので、学校現場でどのように利用するのかが、大切だと思いました。また、生徒だけでなく教師の業務に生かすには全体の共通認識が必要だと思いますが、利用者の数が増えれば、業務の効率化が図れるのではと感じました。
 

 
すべての発表が終わった後、様々な質問がされ無事に、勉強会が終了しました。コンピュータが学校現場でも必須となっている今、それらをどのように活用していき、より業務の効率化を図ることができるかというのを、この勉強会を通じて学ぶことができました。
 
(新潟県立堀之内高等学校 山下幸治)

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From → 勉強会

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